東北や関東などの被害が大きかった地域以外の住民にとって、地震や津波、放射能危機に関するニュースを見ることはどこか非現実的なことだった。無力に感じてしまうのも仕方がない。
しかし助けようと思えば、遠くからでもできることはある。この2週間で日本に住む人たちが2つの創意に富んだ支援方法を考え出した。今回三重ライフではその支援方法について取り上げてみたい。
5toSurvive: Running for Japan
石川県在住の英語教師トーマス・コールは3月11日に仕事から帰宅して、巨大な地震と津波によって引き起こされた被害の甚大さを初めて知った。「初めてその映像を見た時のショックは言葉では言い表せない」コールはメールでのインタビューで語った。彼はその夜、放心状態でほとんど眠れなかった。「でもその時自分にできることはただ普通に過ごすことだったので、そうした。」
しかしその普通でいようとする気持ちは長くは続かなかった。放射能危機で埋め尽くされるニュースと壊滅した被災地の映像を何度も見ているうちに、コールは支援のために何かしようと決意した。彼はチャリティランをすることにし、5toSurvive: Running for Japanのアイデアが生まれた。
手短に言うと、参加者は4月10日(日)3時11分に5キロ走る(または歩く)。参加者はオンラインでスポンサーを探すことによって募金を集めることができる。一人で走ってもいいし、地元で友達や仲間と一緒に走って規模を大きくしてもいい。詳しくは団体の公式ウェブサイトを参照。
- Thomas Cole
- Avalyn Beare
- Kathryn Kovacs
- Michael Maher-King
- Kevin Mitchell
- Kim Bernard
その案を思いついてから4日後、さらに2、3人のボランティアの協力を得て、公式ウェブサイトを立ち上げた。すぐにチームはそのイベントが海外でもできることに気づき、誰でもどこでも参加できることを表示した。
すでにチャリティランが計画されているいくつかの国際的な開催地をリストアップすると、「反響は予想以上だった」とコールは言う。「小さな思いつきが国際的なイベントにまで発展していくのを見ているのは信じられない気持ちで、参加してくれるみんなにお礼を言いたいです。」
コールの願いは募金集めを超えて、最も被害の大きかった地域での、復興へ向けて今も努力し続けている姿に注目を集めることである。彼はこのキャンペーンが「たとえほんの一秒でも放射能問題のことを忘れさせて、家や個人の持ち物をすべて失った何千人もの人たちがまだいることを思い出させてくれることを願っている。肉体的に、もしくは感情的に、一瞬にして命を奪われてしまった人たちのことを。」
彼はその努力で被災者のための募金が集まるように、それが被災者の「生活を立て直す支援の手となることを、そしてそうすることがかなわなかった人たちの思い出が尊ばれるように」と願っている。
2:46 - Quakebook
ツイッターでのアップデートとして始まったものがほぼ即席の作品集になった。3月11日の地震とその余波を直に体験した人たちによるショートエッセイやその他の作品が集まっている。
文章での記述だけでなく写真や絵も投稿されている。この本のすべての売り上げ金は日本赤十字社へ寄付される。
Our Man in Akiboとして知られるブロガーが自分についてきてくれる人をツイッターで募集して始まった。そして編集者チームと翻訳者たちが最終的な作品を作り上げるために意見を出し合った。(投稿者自身を見直すためではなく、出版を急ぎ、急いで言葉をページに記すために。)
3月29日のジャパンタイムズにその本からの抜粋が載せられている。本はデジタル形式でもうすぐ発売される。(印刷版も出版予定である)
この本の発売に関する最新情報は、そのプロジェクトの公式ブログをご覧ください。


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